【活動報告】牛込警察署・新宿区保護司会・BBS会合同研修会

新宿区の若松地域センターにて、牛込警察署・新宿区保護司会・東京保護観察所・当会の合同研修会が開催されました。

 

まず、牛込警察署の長崎警視より、今、社会問題化している闇バイトについてお話しいただきました。闇バイト募集や実施の手口の他、応募者の実態についても説明がありました。応募者には高校生が多く、中には中学生もおり、BBSとしても闇バイト防止啓発や更生保護の面でできることがあるのではないかと感じました。

 

続いて、東京保護観察所の後藤主任官より、刑法の一部改正に伴う更生保護法の改正の概要についてお話しいただきました。主な改正点として、保護観察処分の拡充や「息の長い支援」の実施、そして被害者の思いに応える贖罪プログラムの充実が挙げられました。

 

最後に、弊会会長の大滝(当時)が、BBSの活動報告と今後の展望について発表しました。弊会からは、従来の更生保護活動のみならず健全育成活動をはじめとした多様な取り組みを通じ、子ども・若者の様々な生きづらさに向き合おうとしていることをお話ししました。

 

今回の合同研修会を通じて、警察や保護観察所、保護司会の方といった様々な観点から、犯罪対策や更生保護の現状や課題について知ることができ、大変勉強になりました。今後も、当会ではこのような研修会に参加させていただくことや、会内の研修会の実施によって、会員の自己研鑽に努めてまいります。