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【活動報告】伊豆丸さんと話す会


7月13日 、早稲田BBS会の部室にて、長崎県地域生活定着支援センター所長の伊豆丸剛史さんと意見交換会が開かれました。

 

伊豆丸さんは、罪を犯した障がい者や高齢者を支え、司法から福祉への橋渡しを担う「長崎県地域生活定着支援センター」で所長として活躍されています。

地域生活定着支援センターとは、罪を犯した人が刑務所をはじめとした矯正施設に収容されているうちから矯正施設や保護観察所、既存の福祉関係者と連携し、支援の対象となる人が釈放後にすみやかに福祉サービスを受けられるよう取り組んでいる施設です。現在全ての都道府県で設置されています。


伊豆丸さんは過去に720人ほどの受刑者と向き合い、福祉サービスに繋いできたとのことです。
活動していく中で大事にしているのは、「身を切って実を得る」という言葉だと仰っていました。

持続可能な支援をするにはどうすべきか考えていく内に、学生たちに学生のうちから医療と福祉の連携などについて知ってもらえたら良いのではないか、との考えに至ったそうです。
若い人にリアリティを届ける活動をすることがイノベーションに繋がるのではないか、と熱く語っていらっしゃいました。

 

第一線で活躍されている方ならではのお話を伺うことができ、大変有意義な時間となりました。