【活動報告】10月研修会

10月30日に、早稲田大学広域BBS会10月研修会が開かれました。

 

今月のテーマは「発達障害と非行」です。このテーマの趣旨は、普段の活動のなかで発達障害をもつ子とかかわっている会員も多いため、「発達障害とは何なのか、どういう支え方が必要なのか」について学びつつ、一般に発達障害についてどういうことが議論されているのか理解を深めよう、というものでした。

 

最初のセッションでは、今年入会した1年生2人から「発達障害とは何か、どんなことが苦手なのか」について説明がありました。入学から半年程度しかたっていないにも関わらず、1カ月前から熱心に準備を進めていたようで、非常に分かりやすい発表でした。

 

次の発表は、発達障害と非行の関係についてで、私が担当しました。一般にみられる発達障害に対する偏見がどうして広まってしまったのか検討したうえで、そうした偏見に心の中で対抗できるよう、発達障害と非行の関係や必要な支援についてできる限り正確な理解に努めました。

 

さらに、第3セッションでは「発達障害のある人の取り調べや証言」、「発達障害のある人の責任能力」、「発達障害のある非行少年の処遇」といった諸問題について、上級生を中心とする3人からわかりやすく解説してもらいました。

 

 

最後に、架空のケースを用いて、普段の活動や将来の様々な場面で発達障害のある子と接するときにどういったことに留意すべきかをグループで検討しました。特定のことが苦手であるがゆえに起きてしまうトラブルにどう対応するか、グループごとにいろいろなやり方が提案され、興味深かったです。

 

  

今回の研修では1年生から上級生まで幅広い会員が参加し、そのうち約半数は研修発表を担当しました。発表を担当した会員にとっては、発表準備を進めることが、知識、準備のための協力、伝える技術といった様々な面で勉強になりました。また、相互の発表をきいて学び、グループ検討によって様々なアイディアに触れること通して、一人では得られないものが得られたように感じています。普段なかなか会員同士直接顔を合わせ、真剣に議論するということができないため、有意義な時間になりました。